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INTERVIEWS WITH INVESTORS

(2016/1 取材)

『マカロニほうれん荘』の3巻〜4巻がベストチョイス

長南 お好きなマンガを教えていただいてもよろしいですか。

加藤 マンガ!手塚治虫さんのマンガは好きですね。それから、『マカロニほうれん荘』というマンガも好きで、3巻〜4巻がベストチョイスです。

長南 巻までピンポイントなんですね(笑)

加藤 ギャグマンガって一発屋芸人に近いところがあって、長くは続かないじゃないですか。ドーンと行ってピュッて終わる儚さが良いと僕は思っているんですけれど、『マカロニほうれ荘』の3巻〜4巻はまさに一番振り切れちゃっている時なんですね。是非読んでみてください。

人生は選択の連続。まずはやってみよう!

長南 最後に、起業家へのメッセージを。

加藤 うーん、「まずやってみよう」ですかね。人生は選択の連続で、その機会も自分でつくるものだと思うんですけれど、そもそも選択の機会ってやってみないと来ないんですよ。「やってみる」「やってみない」自体も選択で、やっていない人は「やってみない」という選択をしているんです。「やってみる」という選択をすれば、すぐにまた選択の機会がやってくるから、やってみて、やってみて、考えれば良いわけです。僕は人生最大の懊悩の時に1年以上かけて選択しましたけれど、すぐに選択できることと、すぐには選択できないことがあるっていうのも、やっぱりやってみないと分からないですよね。

長南 ロジカルな判断というより、決断に近い感じでしょうか。

加藤 経営者には、僕はいつも「覚悟を決めなさい」と言っていますね。選択っていうのは覚悟を決める訓練だと思うんですよ。対症療法的なところはあるんですけれど、下腹部にグッと力を入れて「自分が決めた」って自覚すると、腹が据わってきます。段々と決めることにも慣れてくるので、やっぱり数多くやってみることですね。

長南 多少粗削りでも良いから、決めることが重要だと。

加藤 はい。ピボットは繰り返して当たり前なのでね。

投資家インタビュー Vol.10 エンジェル事業家 LENSMODE PTE, LTD.加藤順彦氏 人生は選択の連続。まずはやってみよう!

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《 CONCLUSION 》

待ち合わせ時間ぴったりに満面の笑顔で登場された加藤氏。部屋に入り始めたところから最後までしゃべり続けていただきました。
幼少期から親の期待を背負って、本人も事業承継の覚悟を決めたものの、もっとワクワクするものをひょんな縁から見つけてしまった大学時代。人生の大きな転機を迎えると同時に、十字架を背負ってしまわれました。成功、失敗、挫折、復活。それらを経た現在は、日本を出て東南アジアに身を置かれています。ご自身の経験をぶつけるべく、日本だけでなく、東南アジアの起業家の支援をハンズオンで行っていらっしゃる日々は多忙でありながらも、その明るい表情にパワーを頂けました。
六本木では、梅さん!?として登場されることもしばしばだとか(笑)

本インタビューにご興味を持たれ、加藤順彦氏とのコンタクトをご希望の方は、下記からお問い合わせください。

投資家インタビュー Vol.10 エンジェル事業家 LENSMODE PTE, LTD.加藤順彦氏

加藤 順彦YORIHIKO KATOU

エンジェル事業家,LENSMODE PTE, LTD.

エンジェル事業家。LENSMODE PTE, LTD.

*本記事の内容は2016年1月取材時点のものに基づきます。所属、価格、企業名など時期により異なることがありますので、予めご了承ください。

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